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★★★★

2024-03-25

Tracey Thorn のサードアルバムは、ネオアコ時代再来の予感！！ マリン・ガールズ時代のソロ第１弾「遠い渚」は、ネオアコの名盤として、 今日でも人気の高い作品であるのは言うまでもありませんね。 その後の８０年代９０年代ＥＢＴＧでの大活躍後、 ２００７年リリースのソロ第２弾「アウト・オブ・ザ・ウッズ」では、 後期ＥＢＴＧそのもののハウスサウンドを届けてくれたトレイシー・ソーン。 彼女の最新作がこれ、「ラヴ・アンド・イッツ・オポジット」なんです。 で、聴いてみると、これが実に素晴らしい内容でした。 初期を思わせるアコースティックサウンド満載で、 しばらく続いたハウスから正しく１８０度の方向転換なんです。 ８０年代からのファンには、ホントたまらないアルバムが誕生しました。 ピアノの弾き語りで淡々と歌う彼女のアンニュイな魅力が最大限楽しめます。 初期のネオアコを彷彿とさせています。 ジャケとサウンドがマッチしないのが、これまたトレイシー風味付けですね。 今回の日本盤には、日本での人気にあやかってか、ボーナスディスク付きです。 ベルリン・デモと題して、Why Does The Wild?、Singles Bar、Late In The Afternoon、 Kentish Town、Long White Dress の５曲が収録されています。

• やまもと1978
• 29歳
• アトピー
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